COFFEE ROASTER BLUES!!

roastersk.exblog.jp ブログトップ

不二登山・記念。

開店当初、
とあるお客さんに言われた。

「茶道のお点前のように、美しい所作ですね。」
「マスターの淹れたコーヒーを飲みたい、って全国から沢山人が集まるような、
そんな名店を目指して下さいね。」

私が目指していたのは、誰が淹れても美味しいコーヒー豆なので、
ちょっと違うかなと思いつつ、曖昧な返事をした記憶がある。

お店はその後、知る人ぞ知る、頑固な豆屋に成長し(笑)、
まだまだ2年目ながら、常連の上品なお客さんにとっては、
とても居心地の良い、精神的な『空間』に育ちつつある、
そんな実感がある。

『空間』は清浄に保つ気遣いのできる人だけが利用すれば良い。
私はそう信じている。

さて先日、
とある展示会に足を運んだ。

玄関を越えると、そこは静けさに満ち、
感覚は自然と研ぎ澄まされた。

霊的な山々の描写。隙間には可愛い生き物たち。
火をくべて、張り詰めた静けさに暖かみを点すのは、
主である、燕喜堂は矢吹芳寛氏、その人であった。

さながら登山者を癒す山小屋の名物親父。否、山の守り人。
自分の描いた景色を、我々と同じように、外から眺めて、
悠然と遊び、伝え合う言霊の符合に歓喜する。

そこに『我』は無い。

『我』が無いから、その景色に私を投影できる。私が溶け込める。
霊山から私を眺めることが出来る。私が登ってきた霊山だと知る。
霊山は自分そのものだと感じる。

私の珈琲も、同じ道の上にあることを思った。

淹れたその人の味になる。
そんなコーヒーはとても神秘的だ。
とても奥深く、しみじみと美味しいものだ。
その人そのものの珈琲。

そんな美しい珈琲が私の理想で、
知らぬ間にそう歩いて来たのだった。

コーヒー豆に『我』はいらない。
コーヒー豆は筒である、媒体である、鏡であり、
その人を包みこむ世界観そのものである。

展示会の後に、氏はしまこやの豆で一杯振る舞ってくれた。
私はその液体の厚み、柔らかさ、濃密なコク、味わいの美しさを堪能した。
氏そのものの味わいであり、私はそのような豆を煎っている人生を、
とても神秘的に、静かにしあわせに、感じたのであった。

何語らずとも阿吽で通じる大事な仲間が、こんな私にも何人かいて、
彼らの淹れた、しまこやコーヒーを飲んでみたいと思った。

彼らの味にちゃんとなれたりするんだろうか、うちのお豆ちゃん達は。
どんな味わいなんだろうか、奴らのコーヒーは。
その時、共に過ごす時空間は。

淡路島に来て良かった。

私はこういう人間になりたかったから、島に来たんだと思った。

湧き上がる欲望、夢幻、外聞を捨てて、
過去も未来も、着飾った服を脱いで脱いで、
身体ひとつになっても、生きていけるのか?
裸一貫で生きていく資格があるのか?
自分自身で在って良いのか?

私は私そのもので、
生きていくことが、
許されるのか?

世界は優しかった。

脱いだら脱いだ分だけ、通じる仲間が集まって、
共にお店を守り、神秘的な空間に育ててくれています。
「こういう景色を見たかったんだなあ。」
と1日の終わりに感じてます。

・・・

と、久々にblogなど綴ってみました。
ありがたくも豆人生は続いております。
この先の景色がとても楽しみです。

2017年9月17日
しまこや珈琲店主

[PR]
# by roaster-SK | 2017-09-17 11:10 | しまこや哲学

≪ご来店の前に必ずご確認下さい。≫

当店はコーヒー豆の焙煎所であり、

『コーヒー豆の販売』を主な業務としております。


カフェではありませんので、
おしゃべり・打ち合わせ目的のお客さんは、
ご入店をご遠慮下さいますよう、お願い致します。


団体(4人以上)でのご入店もご遠慮願います。


コーヒー一杯を静かに楽しみに来られるお客さんも多く、
また、じっくりと豆選びして頂きたいこともあり、
ご理解頂ければと思います。


しまこや珈琲店主

長田光平


※営業;13時~18時
定休日;月・金曜
珈琲が飲めるのは、水・木・土・日。
火曜は豆売りのみになります。


※それぞれの車で待ち合わせなどされると、
近隣住民さんの大変な迷惑になります。
ご理解どうぞ宜しくお願い致します。


※最新情報はfacebookにて随時更新中。

ご来店前にご確認宜しくお願い致します。





[PR]
# by roaster-SK | 2017-04-05 15:49 | 営業時間その他

しまこや珈琲・facebookページ。

facebookでの更新の方が楽ちんだったりで、
宜しければコチラものぞいてみて下さい‼

淡路島福良 しまこや珈琲

地道にお客さん増えてる気がします。
コーヒー豆道にて頑張ります(^^♪

うちはカフェでも、喫茶店でもなく、
自家焙煎のコーヒー豆専門店です。

本物のコーヒー愛好家さん、
心よりお待ちしております。

心の友を探して生きるのが人生だ‼
お陰様で毎日がとても面白いです‼
<(_ _)>
[PR]
# by roaster-SK | 2016-04-18 23:56 | しまこや珈琲時間

言葉で交わす、しまこやの世界。

記念すべき第一号のお客様が、
ありがたい感想をfacebookに挙げて下さいました。
ご本人に許可を得て、以下に転載させて頂きます。
____________________________________________________________

福良にやばいコーヒー屋さんができました。今日オープンしたしまこや珈琲さん。
早速行ってみると、お客さん第一号とのことで\(^o^)/

焙煎が深めとか浅めとかいいますが、
浅めは酸っぱい、深めは苦い、程度に思ってました。
今日でその認識は変わりました。コーヒーは苦味と酸味だけで表せない。

今まで苦手だと思っていた、浅煎りコーヒーの味わいの深さ!
きちんと焙煎された浅煎りコーヒーは酸っぱいだけでは全然なかった。
舌や喉の奥でふくよかに風味が広がり、いつまでも残ってました。

メニューはコーヒーと豆だけ。椅子は5脚。
他には生の豆のストックと大きな焙煎機。
カフェとは一線を画したコーヒー専門店でした。

ただコーヒーだけを集中して飲む。

一杯のコーヒーに集中することで、
コーヒーの背景にあるとても深い世界に気づく準備ができます。
そしてオーナーが情熱を持って、その世界を案内してくれました。

2階がまた、一風変わった場所。
海と煙島を眺めながら、旅先から手紙を書けるスペースとのこと。

一人旅をすると、自分は何をしたいのか、何が好きなのかを振り返るきっかけになる。
それはたくさんの選択肢の中から、自分の未来を選ぶ行為であると思う。
自分が何をやっていくのかを選ぶと、そこから全く新しい世界が見えてくる。

一杯のコーヒーの背景にある世界を垣間見ることと、
一人旅で新しい未来が見えてくることと、僕は通じるものを感じる。
ここだからこそ書ける手紙があるように思った。

僕はいつか大事な仕事をするとき、
ここでコーヒーを飲みながら、手紙や企画書を書いてみたいと思った。

好きを突き抜けたところを仕事にしている人は本当に魅力的で、
淡路でも僕の周りにはそんな人がたくさんいる。

自分が住む世界を自分で作っていける人がたくさんいることが、地域の豊かさなのだと思う。
本当に淡路は豊かなところ。
____________________________________________________________

ただただ好きなことを突き詰めた世界観に、共感して頂き、
この瞬間のために店という空間を創った、そんな喜びに浸らせて頂きました。
淡路島にも、心の言葉が交わせる仲間がいるんだと、確信した次第です。

M本さま、心の言葉を本当にありがとうございます!

2階スペースは今だ準備中ですが、ご期待を超える世界観を、
提示するべく頑張りたいと思います。今しばらくお待ち下さい。

しかし、何度読んでも名文ですな。
この名文に見合うお店にしたいものです。
じっくりじっくり、コーヒー豆道を歩いていきます。

しまこや珈琲
長田光平
[PR]
# by roaster-SK | 2016-04-08 22:21 | しまこや珈琲時間

御祝ありがとうございます!

開店御祝様々頂き、感謝感激!
a0247515_2318489.jpg
他にも日本酒にワインに珈琲カップにお手紙に、
あまり幸せ自慢は好きでないので、この辺で。

お気持ちが本当に嬉しい‼
ありがとうありがとう‼
a0247515_23192077.jpg
そして、我が焙煎兄貴分のCOFFEE FLAG店主、
Yさんご夫妻もはるばる高知より駆けつけて下さいました。
お会いした時、夢かと思いました。大感謝です!嬉しかった‼

あいにくの雨模様の空の下、
今日も良いペースでお客様が。
a0247515_23194432.jpg
ゆっくりとコーヒーの説明が出来て、
自分が一番しあわせ珈琲タイムな、
正式OPEN3日目でした。

明日はお休みです。
ありがたく焙煎に専念致します。
まだまだうちの豆は美味しくなります。

どうぞご期待下さいませ‼
<(_ _)>
[PR]
# by roaster-SK | 2016-04-07 23:28 | しまこや珈琲時間

~淡路島福良のしまこや珈琲~


by roaster-SK
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite