『収奪された大地(E・ガレアーノ)』藤原書店
2013年、正月の一冊は、
『収奪された大地(E・ガレアーノ)』藤原書店だった。
重たすぎる内容に言葉を失ったが、
‘先進国の豊かさは後進国からの収奪によるもの’であることに、
どうしようもないとは言わずに、少しでも自省する機会を持てて良かったと思う。
珈琲を生業にしたいのならば余計に。
発展という名の下で、人と人は奪い合い、
殺し合い、簡単に見殺しもする。してきた。
『苦海浄土(石牟礼道子)』と似たような読後感を抱いた。生きることの哀しみ。
水俣病なんて、名前を付けて、公害を病に意識操作する、人間の悪業。
それゆえに石牟礼さんの詩的な、日本的な、美しさが際立つわけだが。
ここまで漁村の美しさを描ける作家さんはもう生まれて来ないだろう。
自分とは無関係にグルグル回っていくこの世界で、時に眩暈を起こしそうだ。
自分とは無関係にいつか必ず死が唐突に訪れるのだろう。
その時に無関係とか言ってられないなあ。
そんな自分イヤだなあ。
だから、やっぱり出来ること最大限やろう。
今ここで、自分が責任持ってやれることやろう。
結局、そういう結論に至るわけです。
やらねばならぬ。
自分の価値観や、世界観を、
明確に、形に、していくこと。
夢を現実に変えていくこと。
『収奪された大地(E・ガレアーノ)』藤原書店だった。
‘先進国の豊かさは後進国からの収奪によるもの’であることに、
どうしようもないとは言わずに、少しでも自省する機会を持てて良かったと思う。
珈琲を生業にしたいのならば余計に。
発展という名の下で、人と人は奪い合い、
殺し合い、簡単に見殺しもする。してきた。
水俣病なんて、名前を付けて、公害を病に意識操作する、人間の悪業。
それゆえに石牟礼さんの詩的な、日本的な、美しさが際立つわけだが。
ここまで漁村の美しさを描ける作家さんはもう生まれて来ないだろう。
自分とは無関係にグルグル回っていくこの世界で、時に眩暈を起こしそうだ。
自分とは無関係にいつか必ず死が唐突に訪れるのだろう。
その時に無関係とか言ってられないなあ。
そんな自分イヤだなあ。
だから、やっぱり出来ること最大限やろう。
今ここで、自分が責任持ってやれることやろう。
結局、そういう結論に至るわけです。
やらねばならぬ。
自分の価値観や、世界観を、
明確に、形に、していくこと。
夢を現実に変えていくこと。
by roaster-SK
| 2013-01-07 20:31
| その他日常