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焙煎機研修1日目~焙煎機が造られる風景~

焙煎機研修@大和鉄工所、第1日目。
2013年1月28日、昼に岡山駅到着。
14時より研修開始しました。

岡崎さんは丁寧にも3日間の予定表まで用意してくれて、
とても恐縮してしまいました。大変に感謝です。
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先に書いておきますが、
今回の焙煎機研修エントリ、あえて詳細に触れるつもりはありません。
もし興味を持たれた人がいたら、是非一度実際に足を運んで、
自分の体で直に詳細を掴んで欲しいなあと思います。



焙煎に強く興味がある方なら、相当に目からウロコなんじゃないかな。
岡崎さんはその熱意を真正面から受け止めてくれることでしょう。
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5台分ずつ、材料から個々の部品を職人さんが手作りする。
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丁寧な手仕事。
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これは釜を回すベアリングの部品。
職人さんが一つ一つ素材をそのまま削り出して製作する。
メッキじゃないから剥げることもない。耐久性も抜群。
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今回の研修ではタイミング良く、部品の一部を見ることが出来た。
この後の工程で表面をピカピカに磨き上げるわけだ。
人の手で一つずつ作り出しているがゆえの性能、精密さ。

全てにはやはり理由があった。
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大量の豆を均一に攪拌し熱を与える、重要な釜。
生豆を実際に入れて回して見せてくれました(中々難しかったですけど)。
直火式、熱風式、半熱風式。全てデータ取りをして、釜を決定したとのこと。
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ちょうど今は、ミルの粉砕熱ついて考察をまとめているとのことで、実演。
確かに金属と金属がぶつかり合うと、火花が生じるほど尋常ではない熱を発するが、
木材よりも全然柔らかい焙煎豆の粉砕時に、そこまで豆に影響を及ぼす熱が出るのかどうか。
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詳細は今後の岡崎さんのブログで読んでもらうとして、
「いやね、検証もしないでね、色んな嘘がまかり通っているのが珈琲業界の現状なんですよ。」
「私たちみたいに毎日現場でやっている人間からするとありえない話です。」
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そうですよね。
大和鉄工所は本来、ダムの水門や歩道橋などなど、公共事業を請け負う企業なのだから。
岡崎さんが趣味で自作した焙煎機のカタログを持って、様々な有名珈琲店を巡ったのが話の発端。
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最後に向かったのがカフェバッハで、田口先生と話してすぐに意気投合。
「業務用焙煎機を造ってくれないか?」と、まさかの展開に仰天したという。
岡崎さんは言った。「だからね、話の伝わるレベルが他の人とは全然違うわけですよ。」

それから10数年、70店舗以上の焙煎機製造と設置を手がけてきた。
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なぜにわざわざ焙煎機を作っている、岡山の大和鉄工所まで来たかというと、
現実問題として、これから自分の焙煎室を島に造ろうと思っているからだが、
根っこには、とにかく作っている現場や、その職人さんたちの雰囲気を肌で知りたい、
という自分の性分による強い願望があるからだ。

焙煎機がすごいって、性能が素晴らしいって、
それはやはり作っている人間の力なんだ。
そういうのを理屈抜きで感じてみたかった。
失礼のない範囲で許されるものならば。

そして、岡崎さんは全てに応えてくれたのだった。
それは自信の表れでもあるし、ちゃんとこの焙煎機を活かして欲しいという、
切実な思いによるものだと、まだ1日目にして俺は思い知ったのであった。
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夕刻にはバッハグループの先輩店‘カフェ バルナック’さんと、
(さすがに、甘く透明感のある珈琲。すぐに胸襟開いて色々教えてくれました。)
知る人ぞ知る岡山屈指の自家焙煎珈琲店‘折り鶴’さんに案内して頂く。
(折り鶴のマスターは別の焙煎機を使用。岡崎さんも認める名焙煎師。)

…そこで久々に珈琲に酔った。
というか、やはりその人の‘格’に酔ったわけだが。
『店も珈琲も焙煎も、やっぱり最後は‘人’である。』
という原点に立ち戻してくれた。

今、このエントリを綴りながらも、
あの‘不思議な珈琲’の余韻が心の中に残っている。
きっとあれが珈琲の一番の魅力というか、魔力なんだろう。

さて。やっぱり長くなってしまったな。
とりあえず第1日目のエントリ終了です。
次回、第2日目のエントリもお楽しみに!!

(つづく)

※設計者・岡崎俊彦さんのblogはこちら→http://meister.kura2.com/
※コーヒー焙煎機meisterの詳細はこちら→http://www.daiwa-teko.co.jp/coffee/
※大和鉄工所HPはこちら→http://www.daiwa-teko.co.jp/index.html
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by roaster-SK | 2013-02-06 20:07 | 焙煎機研修(大和鉄工所)

~淡路島福良のしまこや珈琲~


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