ネルを試ミル。
色んなブツを準備したり、お手伝いしたのだが、
そこで一番衝撃だったのが、このネルドリップ。
別段特に期待はしていなかったネルなんだけど、
ただペーパーをネルに代えただけで(やぐらにネルを取り付けるタイプ)、
N川先生がドリップをするタイミングがあり、その液体を試しに飲ませてもらったら、
これがとんでもない口触りまろやかで、まさに和風ダシの如く繊細な味わいで驚愕しまして。
それ以後ずっと気になっていたので、
先日アマゾンで、やぐらタイプじゃあないけれど、
ハリオのネル‘ドリップポットウッドネック’を購入してみたのです。
これがなぜか、飲ませてもらったような感動的にはならないので、
何がどう違うのか、もうちょっと研究しないといかんのですが、
このまろやかさは深い焙煎度の珈琲にとても合う気がする。
ブログにはUPしてなかったけど、
ネルの他にフレンチプレスやエアロプレスも試していて、
エアロプレスは正直おもちゃでしかなかったけれど、
フレンチプレスは浅い焙煎度の珈琲に合うことが分かったし、
(元々好きなサイフォンは演出効果と香りを引き出すのに最適。)
珈琲道具の多種多様な面白さがよく理解できた。
これでどんな道具を使うお客さんが来ても、最適なお豆をオススメできる。
何より、自前の多種多様なお豆の素晴らしさが、よ~く分かりました。(笑)
・・・ま、最終的に一番主張しておきたいことは、
浅煎りから深煎りまでの幅広い味わい、全てに対応できるのは、
ダントツでペーパードリップだな、ということ。
淹れ方次第で色んな味を表現出来ますし。
あと、比べるとよく分かるけど、
ペーパードリップが一番正直に、
豆のクオリティを露呈しちゃいますね。
これがいいのか良いのか悪いのかは、
あなた(の買っているお豆)次第。
最後に、後片付けの簡単さったらないね、コリャ。
よりペーパードリップに愛着がわいた私メでありました。