焙煎修行⑬⑭~4段階のその先へ~
焙煎修行も次の段階へ。
今までの4段階煎り止めの浅、中、中深、深。
その間にもう一つずつ煎り止めして、
味の変化をさらに細かく知覚する。
今までの珈琲豆ならどれを選んでも良いということで、
一番色の変化がはっきりしている、
‘エルサルバドルSHGブルボン’を選ぶ。
エルサルバドルは中煎りがベストであることは今までの経験で理解している。
ゆえに今回は、まず1日目に、浅、中、中深を煎る復習をして、
2 日目は、その3段回に加えて、浅⇔中の間、中⇔中深の間、
5段階の煎り止めにチャレンジする。
で、1日目。
いつも通りに丁寧にハンドピック&集中の焙煎。
新しい段階への緊張が多少ありつつ、何度やっても焙煎はとっても楽しい。
カッピングにおいても、味わいの違いがしっかり出ていた。
何度やってもドキドキの嬉しい瞬間だ。
そして、2日目。
1日目の3段階の焙煎豆をサンプルに、もう一度3段階を煎り止め。
その後、その間の煎り止めを行って、計5段階の焙煎豆が出来上がった。
納得のきれいなグラデーションに、
表面上ではバレないように、心の中でニヤニヤしながら、
「よ~~しッ!!この5段階のきれ~いなグラデーションを、
ばっちりカメラに収めてブログにUPすんど~~~~ッ!!」
と息巻いていたのだけど、
今回新しく、
仙台から焙煎修行にいらっしゃっていたご夫婦と、
珈琲四方山話に興じていたら、やはり調子に乗っていたためか、
すっかり写真を撮ることを忘れてしまったよ。残念至極。
次回乞うご期待ということで。
また少しずつ新しい門下仲間の皆さんと、
焙煎練習を共にするようになって来た。
地方から毎月少しずつ通って来られる方が多い。
大変なことだと思う。
どんどん刺激を受けて、お互い切磋琢磨できる、
この環境は本当にありがたい。
学びというのは一つの道だけではないんだなあ。
とことん楽しみたいと思います。
話は変わりますが、
コーヒーマイスター資格試験まで後1ヶ月となりまして。
実の所、漫画製作が佳境で手が離せず、ほぼ手付かずの勉学。
おへんろ漫画、5月中に♯7は完成させたかったけど、
ほんのちょっと無理だったなあ。残念。
6月になったから、もう本格的に夜はひたすら勉強しよう。
田口大師匠がSCAJの会長になられたメデタイ今年、
これで落ちたらマジ洒落にならん。
がんばりま~す…。
焙煎練習2日目に、
中川先生が淹れてくれた珈琲が、
んまあ香り素晴らしく&風味独特で、
一口飲んで、思わず、
「美味い!!何ですかコレ!!??」
と叫んでしまったのですが、
それはなんと、
ケニアの苗木を、コスタリカで育てた、珈琲豆とのことで。
(はて?何じゃそりゃ?)
難しいことはさておき、とにかく稀少な珈琲だったわけです。
ゲイシャレベルの(もちろん価格も)。
その名は、コスタリカ・エルバス・ケニア。
で、味もゲイシャレベルの‘珈琲は爆発だ!!’的風味。
聞いてみたら、焙煎もやはり大変に難しそうとのこと。
そ~か~、でもこういう珈琲が一つ店にあるだけで、
凄い格が上がるよな~~。
今後も、こういう珈琲はどんどん生まれてくるんでしょう。
で、それを適切に焙煎することの出来る焙煎師は、あんまりいないんでしょう。
また一つ、希望&目標が生まれたのですわ。
俺は、やるぞ~。
がんばりたいぞ~~。
珈琲人生を満喫するぞ~~。