COFFEE ROASTER BLUES!!

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続・珈琲座学中。

本日仕事で、巷で噂のT電と関わった。
まだまだ若手社員の皆さんは閉鎖する寮から追い出され、
とは言え、仕事が無くなるわけではない。

仕事が突然無くなったのは、寮母さんだ。
生活が丸ごと変わるのは寮母さんとその家族だ。

先々月くらいから関わりがあるのだが、
笑顔のとっても素敵な人。
この人に罪はあるのか?
愚痴の一つも言わないこの人に。

なんて、やはり原発のことは気に掛かる。
これってどうしようもないのかな?
まあ、どうしようも救いの無い人間がやることだ。
救いの無い世の中を生きていくのが人生か?

……。



珈琲を勉強している自分。
生きるために、未来に夢を馳せる。
世間的には何も責任を果たさない自分。
やりたいことをやって生きてそれでいいのか?

俺が世間に対して、
未来に対して、人に対して、
何か影響を与える可能性は、
今後もきっとない。

人はみなそれぞれだ。
人は自己判断で流れていく。
他人から影響は受けない。
決断するのはその人だ。
ゆえに人は変わらない。

世の中は変わらない。
のだろうか?本当に?

今、珈琲を勉強している。
で、その珈琲の歴史を見て思うことがある。

15世紀、珈琲がアラビア半島で飲まれ始める。イエメンにて栽培される。
16世紀、珈琲とカフェが、イエメンを支配した、オスマン・トルコ全域に広がる。
17世紀、珈琲が旅行者などを通じて、ヨーロッパに伝わる。カフェ開業相次ぐ。
18世紀、珈琲の栽培がイエメンからジャワへ。その後中米諸国に伝わる。
19世紀、ブラジルで珈琲栽培本格化。中米諸国の栽培も本格化。
20世紀、アフリカ諸国での栽培本格化。主要な生産地が出揃う。
(1999年、ブラジルにて初めてのカップオブエクセレンス。高品質珈琲に注目。)
21世紀、ここに来てやっと、スペシャルティコーヒーが陽の当たる場所へ。
(とは言え、まだまだ全然マニアな世界でしかないと、個人的には思っております。)

珈琲は分かりやすく、100年くらい掛けて、
一つずつ階段を登っているように思える。
一つずつ一つずつ、向上しているように思える。

人一人の人生で見ると、
世の中は変わらないように見えるけど、
こんな感じでどの分野も、
きっと100年単位で変化しているのだろう。
向上しているんだと思いたい。

珈琲は今、やっとスペシャルティコーヒーの時代に来て、
その入り口に自分が立ち会っている喜びを凄く感じている。
一つの文化として新たに花開く時、とても興味深い。
ゲイシャとか、心底全国民に飲んで欲しいと思う。

これからも続々とそういう、
神秘的な珈琲が生まれてくるのを楽しみに待ちたい。
それを扱える、広められる自分でありたい。

で、話を戻して、原発。
俺はまず初めにこの人に興味を持ったのです。
凄い人がいるものだな、と驚愕した。
その人、小出裕章さん。

「負けるのが当然だという、そういう戦い方をしてきたわけです。」

相手が国家なんだから、負けるのは当然。
勝てるとは思わないけれど、自分にとってやるべきことは、
もう自明のことだと、40年負け続けてきた人生。
負けることを前提に、それでも戦い続けてきた人生。

最近、こんな文章も読んだ。

「反原発運動なんて、やっていただかなくても結構です。
私が原発に反対してきたのは、差別に抵抗しているからです。

原発は、都市と過疎地の差別の上に建ち、
下請け労働者への差別なしに成立しません。

私の現場は原子力 ですから、
原発の差別性に反対しているのですが、
差別は労働現場にもこの世界にも、山ほどあります。」

「そうした差別に抵抗することは、
誰にでもきっとできるし、それをやってくれるのなら、
反原発にも、全ての問題にもつながります。

原発なんて放っておいてください。
私がやります。

自分がどうしてもこれだけは譲れないという、
そのことに関してだけやってもらえればいいのです。

それですら大変なことですから、
余力の無い人はそれでいいのです。
自分を責める必要はありません。」

活動を支えるものは、
根っこにある強靭な意志であり、
小出さん自身の哲学であった。

俺は珈琲を頑張って、
素晴らしい珈琲を皆さんに興味持って、
いつかは最高の一杯を楽しんでもらえるように、
精進していく。それしかないんだな~と思った次第。

明日からまた焙煎日和。
仕事も楽しいが、生きがいは珈琲。
数年間はバランス取りながらコツコツ行くぜ。
今出来ることをコツコツと。
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by roaster-SK | 2012-06-24 21:01 | 珈琲全般

~淡路島福良のしまこや珈琲~


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